保健福祉部は28日、国民健康増進政策審議委員会を開き、元気で健康な状態で生活できる「健康寿命」を75歳にのばすことを目標に掲げる第4次国民健康増進総合計画をまとめました。
OECD＝経済協力開発機構の報告書による韓国人の平均期待寿命は、2013年の時点で、81.8歳で、このうち健康寿命は、73歳と予想されています。
国民健康増進総合計画は来年から2020年まで進められ、計画ではまず、糖尿病、高血圧、肥満などの生活習慣病にかかりやすい人を対象に、保健所や健康増進センターが運動、栄養摂取などの生活習慣の改善を支援することになります。
また国民の健康増進のための禁煙や健康管理などで部署間の協力を強化するほか、深刻な自殺率を抑えるために、高齢者や失業者、貧困層などに対して自殺予防対策を進め、精神障害を早期に見つけるシステムを強化します。
さらに、国民向けの健康キャンペーンを行うほか、健康情報ポータルによる情報提供を拡大します。