８月末の南北高官級会談を契機に民間レベルの南北交流が活発になったこともあって、今年に入ってから韓国から北韓を訪問した人は去年の３．７倍に上るものとみられます。
統一部がこのほど発表したまとめによりますと、開城工業団地の韓国企業関係者や離散家族再会のための訪問者を除いて、今年に入ってから北韓を訪問した人は２０３５人で、去年の３．７倍でした。
韓国から北韓を訪問した人は２０１０年には６０００人余りに上りましたが、２０１０年５月に韓国政府が北韓に対する経済制裁措置を始めてから急減し、２０１１年は１６００人余り、２０１２年は２４０人余りに急減し、去年は５５２人でした。
今年は８月末の南北高官級会談を契機に、１０月だけで８８０人余りが北韓を訪問するなどしていて、民間レベルの交流活性化で北韓を訪問する人はさらに増えるものとみられます。