韓国統一部は30日、北韓の金養建(キム・ヤンゴン)労働党書記の死去について、統一部長官の名義で弔意を表明しました。
統一部の関係者によりますと、30日午前、「8月末の南北高官級会談で意味ある合意を引き出した金養建労働党書記の訃報に接し、弔意を表する」という内容の統一部長官名義の弔意文を、北韓の統一戦線部宛てに送ったということです。
ただ、政府は弔問団を派遣することは検討していないということです。
韓国政府が北韓の高官の死亡について公式に弔意を表明したのは、2007年に白南淳(ペク・ナムスン)外相が死亡したとき以来、8年ぶりです。