ことしの新車販売は、韓国製自動車の販売が減る一方で、輸入車の販売台数が増える見通しです。
自動車業界の専門家によりますと、去年は、内需拡大をはかるため、車などのぜいたく品に課される個別消費税が一時的に引き下げられていたことから、韓国車の国内販売台数が前年同期に比べて8%増加しました。
しかし個別消費税の引き下げ措置が去年末で終了したほか、海外諸国とのFTA=自由貿易協定の発効で輸入車の関税が撤廃されたことなどの影響で、ことしの韓国車の国内販売台数は、去年に比べて4.6%減るものとみられています。
一方、輸入車の国内販売台数は、去年初めて20万台を超えており、ことしは去年に比べて8.5%増えて25万5000台に上るものと関係者は予想しています。