ことしの世界経済は去年より芳しくなく、韓国の成長率は2%台にとどまるだろうという見通しが、政府系研究機関の韓国開発研究院によって出されました。
韓国開発研究院は3日に出した報告書で、世界経済の成長率はIMF=国際通貨基金の見通しの3.6%を下回り、韓国経済の成長率は2%台半ばまで下がるだろうとしています。
また民間シンクタンクのLG経済研究院は、世界経済の成長率は去年の3.1%より低い2.9%にとどまり、韓国経済の成長率は去年の2.6%から2.5%に下がるだろうという見通しを示しました。
世界経済の成長率について、外国系金融機関の場合、ロンドンに本拠を置くスタンダードチャータード銀行とドイツ・フランクフルトのDZ銀行は、去年とほぼ同じ3.0%に、同じくフランクフルトのデカ銀行は2.1%、アメリカのモルガン・スタンレーは2.2%、シティグループは2.4%と、去年より悪化するという見通しを示しました。