北韓のリ・スヨン外相が20日からスイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」に出席するもようです。
韓国政府消息筋が5日、明らかにしたところによりますと、北韓のリ・スヨン外相は、20日から4日間「ダボス会議」に出席するものとみられるということです。
北韓の代表団がダボス会議に出席するのは1998年以来で、当時北韓からはキム・ムンソン対外経済協力委員会副委員長が出席しています。
リ・スヨン外相は、「ダボス会議」で、金正恩（キム･ジョンウン）体制発足後の北韓の経済の変化などをアピールするものとみられています。
北韓は2013年5月に「経済開発区法」を制定し、これまでに北韓全域に合わせて26か所の経済特区を指定して外資の誘致に力を入れています。
去年は、中国やロシアと国境を接している北東部の羅先（ナソン）経済特区に18兆ウォンを投入する開発計画を発表しています。