北韓が6日に水爆実験を行ったと発表したあとも、北韓の開城(ケソン)工業団地は、通常どおりの操業を続けています。
開城工業団地に進出している韓国企業の関係者によりますと、7日、団地では、通常の業務が行われているということです。
6日の夜の時点で、開城工業団地には、韓国関係者800人あまりが滞在していましたが、7日午前9時には新たに500人あまりが開城工業団地に入り、午後5時半までに500人あまりが韓国側に戻ることになっています。
韓国統一部は、韓国人の身の安全を確保するため7日から生産活動に直接かかわっている人に限って開城工業団地への出入りを認め、見学や飲食サービスなどのための訪問者の出入りは制限する措置を取っています。
2013年2月に北韓が3回目の核実験を行ったときは、北韓は開城工業団地を134日間、閉鎖しています。
政府は、非常対策班を編成して現地にいる韓国人の安全確認を続けています。