メニューへ 本文へ
Go Top

社会

延命治療中止法が成立 2年後から施行

Write: 2016-01-09 13:38:11Update: 2016-01-09 13:52:18

延命治療中止法が成立 2年後から施行

回復の見込みがなく死期が迫っている終末期の患者に対して、生命維持のための医療行為を中止できる「延命治療中止法」が、8日の国会本会議で成立し、2年後の2018年から施行されることになりました。
この法律は、「幸せな最期(well-dying)」法とも呼ばれ、回復の見込みがない終末期の患者が延命治療を拒否する意思を事前に文書で残してある場合や、家族2人以上の同意がある場合に、医師2人の確認を得て延命治療を中止できるようにしています。
中止できるのは、心肺蘇生術や抗生物質の投与、人工呼吸器の取り付けなどで、痛みを和らげる鎮痛剤、水と酸素は供給できるようにしています。
延命治療中止法は、1997年にソウルのある病院で回復の見込みがない患者の人工呼吸器を外した医師と患者の家族が、殺人罪で起訴されてから18年目に成立しました。
この法律は、2018年から施行されます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >