韓国人のナトリウム摂取量が、9年間で26%減少したことがわかりました。
疾病管理本部が15日にまとめた「2014国民健康統計」によりますと、2014年時点で、韓国人の1日の平均ナトリウム摂取量は、3900ミリグラムで、それより9年前の2005年に比べて26%減っています。
食品医薬品安全処は、「加工食品のうち、キムチやインスタントラーメンなどのナトリウム含有量が大幅に減ったことがナトリウム摂取量の減少につながった」と説明しています。
ただ、WHO=世界保健機関が示しているナトリウム摂取目標である1日2000ミリグラムに比べると、依然として高く、2014年時点で、韓国人の成人の80%は、2000ミリグラム以上を摂取しているということです。
食品医薬品安全処は、今後、ナトリウム摂取を減らす方法や具体的な目標値などを示し、ナトリウム摂取を減らすよう呼びかけていくとしています。