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韓半島

北韓のビラ 15日も発見 

Write: 2016-01-15 14:31:19Update: 2016-01-15 15:30:34

北韓のビラ 15日も発見 

北韓軍が散布したとみられる韓国向けの宣伝用ビラが、13日と14日に続いて15日も、大量に見つかりました。
見つかったのは、韓国北部の京畿道(キョンギド)の高陽(コヤン)市と坡州(パジュ)市です。
警察によりますと、15日午前8時ごろ、高陽市で、北韓の宣伝用ビラが大量に入ったビニールが落ちているという通報があり、ビラ1万枚あまりを回収したということです。高陽市では、同じころ、別の場所でも通報があり、ビラ1万枚あまりを回収しました。
また、坡州市内でも、同じころ通報があり、200枚あまりを回収したということです。
北韓軍が韓国向けの宣伝ビラを入れた大型ビニール風船には、タイマーと自動爆破装置がつけられており、韓国国防部の関係者は、「風向きや風の速度を計算してタイマーをセットし、大型風船が自動的に割れるようにしている」と説明しています。GPS機能はついていないということです。
北韓は、12日夜から韓国に向けて宣伝用ビラを散布しており、これまでに京畿道北部地域で見つかったビラは、3万枚あまりだということです。
ビラには、朴槿恵(パク・クネ)大統領を露骨に非難し、韓国軍が休戦ラインで行っている宣伝放送の再開が南北関係を悪化させているという内容などが書かれています。
警察によりますと、韓国軍が観測したところ、14日夜から15日未明にかけて、北韓軍が飛ばしたものとみられるビラの入った風船およそ20個が韓国に向かって飛んできているのを確認しており、見つかり次第、回収しているということです。
一方、韓国軍は、移動式の拡声器4台を休戦ラインに緊急投入したもようです。移動式の拡声器は、従来の固定式拡声器より10キロ以上遠くまで音を届けることができ、音響性能も良いとされています。また、車両で移動できるため、北韓軍の攻撃を避けながら放送を続けることができるということです。

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