北韓が6日に行った水爆実験は、水素爆弾ではなく、ブースト型核分裂弾または単純な核実験の可能性があるとの見方が示されました。
アメリカ連邦議会調査局(CRS)は19日に公表した報告書の中で、「北韓が水素爆弾技術を確保したとする主張に多くの専門家が疑問を持っている」としています。
その上で、「一部専門家は他の水爆実験に比べて比較的威力が低かったことから水爆実験ではなく、ブースト型核分裂弾、または単純な核実験の可能性があるという意見だ」としています。
ブースト型核分裂弾は、一般的な原子爆弾と水素爆弾の中間段階にあたる核兵器です。