韓国のGDP=国内総生産に占める、障害者の福祉のために政府が支出する支援金の割合は0.49%に止まり、OECD=経済協力開発機構の加盟国34カ国のうち、下から3番目の低い水準であることがわかりました。
韓国障害者開発院が明らかにしたものです。
OECD加盟国のうち、GDPに占める障害者向けの政府支出の割合がもっとも低かったのはメキシコで、続いてトルコ、韓国の順となりました。
OECD加盟国全体の平均は2.19%でした。
これについて韓国障害者開発院の関係者は、「韓国のGDPに占める障害者向け政府支出の割合は、ほかのOECD加盟国に比べてかなり低い水準である。しかし、2010年から障害者向けの年金や手当金、生活支援サービスなどが拡充されているため、今後、GDPに占める障害者向け政府支出の割合はさらに増えていくものとみられる」と説明しています。