メニューへ 本文へ
Go Top

社会

保健当局 「ジカ熱」の法定感染症指定を検討

Write: 2016-01-26 13:17:11Update: 2016-01-26 13:17:11

保健当局 「ジカ熱」の法定感染症指定を検討

小頭症との関連が指摘されている感染症の「ジカ熱」について、韓国の保健当局は、法定感染症に指定することを検討するなど、防疫体制の強化に乗り出しました。
「ジカ熱」は、蚊が媒介する感染症で、感染すると、発熱、発疹、目の充血、関節痛などの症状が現れて3〜7日程度続きます。妊婦が感染すると、胎児に小頭症とよばれる深刻な発達障害を引き起こす恐れが指摘されています。
去年5月にブラジルで初めて感染が報告され、コロンビア、メキシコなどの中南米で感染が広がっており、最近ではアメリカ、イギリス、台湾などでも感染が確認されています。
これを受けて、保健福祉部の疾病管理本部は26日、「ジカ熱」の韓国への流入を防ぎ、迅速で体系的な防疫体制を整備するため、法定感染症への指定を検討するなど、対応を強化すると明らかにしました。
法定感染症に指定されると、医療機関による届出や監視、実験室での診断などがより体系的に行われるようになります。
また、疾病管理本部は、この2か月間、感染が確認された24か国の情報をホームページに掲載し、これらの国を旅行する人に対して注意を呼びかけています。
疾病管理本部は、韓国で流行する可能性については、「媒介する蚊が活動していない時期であるため、韓国での流行の可能性は低い」としています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >