若年者の減少や晩婚化などの影響で、韓国の去年1月から11月までの婚姻件数が、前の年の同じ期間に比べて0.6%減少したことがわかりました。
統計庁が26日、発表したところによりますと、去年1月から11月までの婚姻件数は、26万9600件で、前の年の同じ期間に比べて0.6%減少したということです。
婚姻件数は、2011年と2012年にそれぞれ0.6%減、2013年に1.3%減、2014年に5.4%減と、年々減少しています。
これは、結婚適齢期の人口が減っているうえ、就職難で若者たちが結婚を遅らせる晩婚化が進んでいるためとみられます。
行政自治部の住民登録人口の統計によりますと、去年11月の時点で、25歳から39歳までの男性人口は前の年に比べて1.2%、女性人口は1.6%減少しました。
また統計庁が、去年行ったアンケート調査の結果によりますと、1979年から1992年生まれの若者のうち、「結婚は必ずしなければならない」または「結婚はした方が良い」と考えている人は、半数に過ぎませんでした。
一方、離婚件数は9万9400件でおよそ6%減りました。