運転免許試験が、早ければ今年の下半期から難しくなる見通しです。
警察庁は27日、運転免許を取得して間もないドライバーによる事故が増加していることを受け、運転免許試験の改善案をまとめました。
それによりますと、筆記試験では子どもや高齢者保護区域での運転方法、歩行者保護に関する問題など安全運転を強調する内容が大幅に追加されます。
また、技能試験では、現在は、50メートル運転して判定しているのを、300メートル以上にするほか、道路走行試験ではいわゆる「坂道発進」など難易度の高い評価項目5つも追加されます。
免許試験の難易度があがるのは、2011年6月に運転免許試験の簡素化が行われてから5年ぶりのことです。