去年、モニター向けとノートパソコン向けのディスプレイパネルの世界市場で、韓国製品のシェアがいずれも40%を超えていることがわかりました。
市場調査会社のウィッツビューが28日にまとめたところによりますと、去年のモニター向けディスプレイパネルの市場規模は、おととしより11%少ない1億4220万台で、このうち、LGディスプレイは29.2%のシェアを確保し、1位となっています。
次いで、台湾のAUOが18.3%で2位、同じく台湾のイノルックスが17.9%で3位、中国のBOEが14.1%で4位となっており、三星(サムソン)ディスプレイは13.9%で5位でした。
LGディスプレイと三星ディスプレイのシェアを合わせると、43.1%となっています。
また、去年のノートパソコン向けディスプレイパネルの世界市場での出荷台数は、1億7610万台で、おととしに比べて8%減りました。
ノートパソコン向けでも、LGディスプレイはシェア26.5%を占めて1位となっており、4位の三星ディスプレイの17.2%と合わせると、韓国勢のシェアは43.7%となっています。