韓国の大手旅行会社2社の先月の海外旅行客の数が、これまででもっとも多かったことがわかりました。
なかでも日本を訪れる旅行客が大きく増えました。
韓国の大手旅行会社「ハナツアー」が1日、発表したところによりますと、ことし1月に「ハナツアー」の商品を利用して海外旅行に出かけた人は、30万3000人あまりで、これまでもっとも多かった去年1月に比べて4万7000人増えたということです。
旅行先としては、日本が40.7%でもっとも多く、続いて東南アジア、中国、南太平洋、ヨーロッパ、アメリカの順でした。
これまでは、冬には東南アジアが人気でしたが、最近では日本を訪れる旅予行客が増えているということです。
別の大手旅行会社の「モドゥツアー」も先月、この会社の商品を利用して13万6000人が海外を訪れ、これまででもっとも多かった去年1月の13万3700人を2300人上回りました。
旅行先としては、東南アジアが45.7%でもっとも多く、続いて日本、中国、南太平洋、ヨーロッパ、アメリカの順でしたが、増加率としては日本が25%で、もっとも高くなっていました。
「モドゥツアー」の関係者は、「旅行商品だけでなく、航空券の販売でも、日本行きは2倍近くに伸びた」と話しています。