保健福祉部の疾病管理本部は2日、WHO=世界保健機関の非常事態宣言を受け、民間の専門家とともに「ジカ熱対策会議」を行いました。
会議では、保健福祉部の鄭鎭燮(チョン・ジンヨプ)長官が、「マーズのときのような防疫でのミスが発生しないように最善を尽くす」と述べました。そして、ジカ熱への対策、海外での状況、韓国国内への流入可能性などについて議論しました。
韓国はこの時期、まだ蚊が活動する時期ではないため、対策として、海外で感染した入国者を監視するための体制を構築するということです。
疾病管理本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長職務代理によりますと、この時期、韓国ではジカ熱を移す「ヒトスジシマカ」が生息していないため、韓国で感染が広まる可能性は極めて低いということです。