中南米でジカ熱の感染が拡大していることを受けて、外交部が2日に行われた対策会議で、在外韓国人を保護する方策について議論しました。
外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は定例会見で「対策会議でこれまでのジカ熱対応策を点検し、疾病管理本部など関係機関との協力強化策について話し合った」と述べました。
外交部は在外公館のホームページやSNSなどを通じて、妊婦に対し、中南米などジカ熱の感染が懸念される地域への旅行を自粛するよう勧告しています。
また、この地域を訪れる韓国人に安全上の留意事項が盛り込まれた文字メッセージを送りました。
一方、リオデジャネイロオリンピックに備えブラジルで強化合宿を行っていたアーチェリー韓国代表が、ジカ熱への感染憂慮から予定を1週間繰り上げて4日に帰国することにしています。