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国際

中国「重大な懸念」 北韓に自制求める

Write: 2016-02-04 11:31:07Update: 2016-02-04 11:31:07

中国「重大な懸念」 北韓に自制求める

北韓が事実上の弾道ミサイル発射を通告したことについて、中国政府は、「重大な懸念」を表明し、自制を求めました。
中国外務省の陸慷報道官は3日の定例会見で、「重大な懸念を表明する。北韓は慎重に行動し、韓半島情勢のさらなる緊張を招かないよう希望する」と述べました。
陸慷報道官は、そのうえで、「北韓が宇宙空間を平和利用する権利は、現在、安保理決議で制限されている」と述べ、ミサイル発射を自制するよう求めました。
アメリカを中心により強い北韓制裁を求める声が高まっていることについて、「制裁や圧力を強めてきたことが現在の事態を招いた。北韓が何としてもミサイル発射を強行するのであれば、中国としてこれを制止することはできない」と述べました。
そして、6か国協議の枠内で話し合いを通じて解決すべきとの立場を改めて強調しました。
2日、ミサイル発射の通告が明らかになったときは、中国の武大偉・韓半島問題特別代表が平壌(ピョンヤン)を訪れていたときで、武大偉特別代表は、北韓に対し、核開発やミサイル発射で自制を求め、6か国協議の再開の可能性を打診したものとみられています。

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