韓国の5つの世帯のうち1つは「1人世帯」であることが分かりました。
女性家族部は4日、全国の満12歳以上の家族構成員のいる5018世帯を対象に実施した「2015年家族実態調査」の結果を発表しました。
調査によりますと、2015年、世帯数に占める1人世帯の割合は21.3%で、2010年の15.8%に比べて5.5ポイント増えたということです。1人世帯が急増した原因としては、核家族化の進行、経済的負担の増加などが挙げられています。
このうち、経済的な負担から子どもを生む計画がないと答えた人は20代で52.1％、30代で37.3%でした。
この結果について、女性家族部の姜恩姬(カン･ウンヒ)長官は、「経済的な条件が改善されれば、子どもを生みたいと答えた人が多かった。住居、養育費用の削減、仕事と家庭の両立など、出産率を高めるための政策を進めていく方針だ」と述べています。