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ワシントンポスト 金大中ら致の真相

Write: 2003-02-25 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

ワシントン発 連合ニュースによりますと、アメリカのワシントンポストは23日付けのコラムで、1973年8月に起きたいわゆる「金大中ら致事件」当時の様子を詳しく紹介しました。このコラムは、当時、アメリカ国務省の韓国課長を務めていたドナルド・L・レイナード氏の息子がまとめたもので、「金大中氏の命を救うことができたのは、当時の駐韓アメリカ大使だったフィリップ・ハビブさんと、国務省の韓国課長をしていた私の父親のドナルド・L・レイナードが上層部の指示を待たずに独自の判断で韓国政府に抗議行動を取ったからだ」と証言しました。当時、二人は、CIA=アメリカ中央情報局からら致事件の犯人が韓国のKCIA=中央情報部の人間であるという情報を入手し、外国の人権問題にあえて介入することを嫌っていたワシントンの上層部が、金大中氏の救助に必要な書類の手続きを承認しない可能性が高いとみて、独自の判断で、韓国の政府関係者に金大中氏の身柄を解放するよう強いトーンの抗議声明を発表するなどして影響力を行使したということです。

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