韓国の大手造船3社のうち、現代(ヒョンデ)重工業と三星(サムソン)重工業の去年の赤字幅が、合わせて3兆ウォンを超えました。
造船業界が4日に明らかにしたところによりますと、去年、現代重工業の営業損失は1兆5401億ウォン、三星重工業は1兆5019億ウォンとなっています。
また、ことし、債権団から大規模な支援を受けた大宇(テウ)造船海洋も、ことし、2〜3兆ウォンの赤字が予想されています。
大手造船3社が、そろって兆単位の赤字となるのは初めてで、赤字幅も過去最大です。
現代重工業と三星重工業の大規模な赤字は、海洋プラントの納期の遅れや契約解除、大型コンテナ船や液化天然ガス運搬船などの発注減少が背景にあるものとみられています。