去年、グローバルな製薬会社と8兆ウォン台の技術輸出契約を締結した韓国の製薬会社、韓美(ハンミ)薬品が、過去最高の実績を達成しました。
韓美薬品が4日に発表したところによりますと、去年の売上高は1兆3175億ウォンで、前の年に比べて73%増えました。これは、韓国の製薬会社としては、これまでで最も多いもので、韓美薬品は、設立から43年で、初めて業界1位になることが確実視されています。
営業利益は2118億ウォンで、前の年に比べて5倍以上増えています。
韓美薬品は、肥満と糖尿病を同時に治療できる新薬を開発し、去年、フランスの製薬大手「サノフィ」や多国籍製薬会社「ヤンセン」などとの間に、合わせて8兆ウォンのライセンス契約を結びました。
韓美薬品は、2009年から新薬開発のための研究開発投資を持続的に増やしており、去年は、売上高の14%に相当する1871億ウォンを研究開発費として投資しています。