4月に行われる第20代国会議員総選挙を控え、中央選挙管理委員会は旧正月前後に金品を提供するなどの違法な選挙運動について集中的に監視を強化することになりました。
これは、立候補予定者が旧正月の挨拶という名目で選挙区の住民に金品を提供するなどの事前の選挙運動を防ぐためのものです。
中央選挙管理委員会は、全国の職員や公正な選挙支援団などおよそ4000人を立候補予定者が出席するとみられる集会の場などに配置し、監視を強化するとしています。
現行の公職選挙法では、旧正月の住民の団結大会などに金品や食べ物、その他の利益を提供する行為、候補者の名前と写真入りの横断幕などを掲げる行為、選挙区の住民に贈り物を提供する行為などは禁じられています。