韓国の海外での建設による収入が、去年は、原油安の影響で30%も減少したことがわかりました。
韓国銀行が9日、まとめたところによりますと、去年の国際収支上の建設部門の収入は134億9200万ドル、およそ16兆1000億ウォンで、前の年に比べ30.3%減少したということです。
国際収支上の建設部門の収入とは、韓国の建設会社が海外から受注した建設工事の進捗具合によって受け取る収入を意味します。
去年の海外建設収入の減少幅は、1992年の39.9%以来、23年ぶりの大きなものです。
海外建設収入の急激な減少は、原油安の影響で産油国が資金難に陥り、大規模な建設計画などの延期や取り消しなどが相次いだためとみられます。