韓国の中学・高校生の2人に1人は、結婚しなくてもいいと考えていることがわかりました。
韓国保健社会研究院が去年10月8日から20日にかけて、全国の中学生や高校1~2年生1179人を対象にアンケート調査を行ったところ、回答者の52.6%が「結婚しなくても生きていくうえで問題ない」と答えていました。
また、「勉強や仕事のために結婚しなくてもいい」と回答した人は全体の63.6%でした。
さらに、「結婚願望がない」と答える割合は高学年になるほど上がり、高校2年生では全体の13.1%に達していたほか、「結婚願望がない」女子生徒は男子生徒の2倍にのぼっています。
報告書は「青少年は結婚を義務ではなく、選択だと考えている」とした上で「韓国社会で女性として家庭と仕事の両立が難しいと認識しており、晩婚化がさらに固定化する可能性があることを示唆している」と分析しています。