韓国政府は、公共ワクチン開発センターを早ければ来年設立し、ジカ熱やMERS=中東呼吸器症候群などのウイルスについての研究を本格化する予定です。
最近、韓国では、ジカ熱やMERSなど各種のウイルス拡散への恐怖が広がっており、国内にもワクチンを開発する設備が必要だという指摘が相次いでいました。
センターの完成時期は2017~2019年になるとみられています。
政府は、センターが完成すれば、有望なワクチン技術を保有するベンチャー企業を支援し、ワクチン自給率を現在の30%から、2020年には80%まで引き上げられるとしています。