ことし1月の自動車の、生産、国内販売、輸出が大幅な減少となりました。
産業通商資源部が10日、発表した内容によりますと、1月の完成車の生産は前年同期に比べて7.6%、国内販売は6.8%、輸出は18.8%減少したということです。
特に減少幅が大きかった輸出の場合、原油価格の下落による中東・中南米新興国の景気低迷が影響したとみられており、減少幅は、金融危機直後の2009年以来の大幅なものとなりました。また、内需も去年末に個別消費税の引き下げ措置が終了したことを受け、大幅に減少したとみられています。
産業通商資源部は、個別消費税の引き下げ措置をことし6月まで延長する方針で、今月から国内販売が回復するとみています。