旧正月、ソルナルの連休明けとなった11日、北韓による事実上の長距離ミサイル発射などが影響して株価が急落し、総合株価指数は、先週金曜日に比べて3%近く下落しました。
11日の韓国株式市場は、先週金曜日より45.11ポイント下落した1872.68で取り引きが始まりました。
取り引き開始時点での下げ幅としては、北韓による砲撃を受けて、50ポイント以上下落して取り引きが始まった去年8月21日以降では最も大きいものです。
その後も、外国人投資家を中心に売り注文が止まらず、さらに下げ幅を広げ、結局、先週金曜日より56.25ポイント、2.93%下がって、1861.54で取り引きを終えました。
店頭市場のコスダック市場も変動が大きく、先週金曜日に比べて33.62ポイント、4.93%下がって、647.69で取り引きを終えました。
これは、ソルナルの連休中、北韓が事実上の長距離ミサイルを発射したことや、これを受けて韓国政府が開城(ケソン)工業団地の稼動を停止したこと、日本をはじめとする主要国の株式市場の続落で投資心理が冷え込んでいることなどが背景にあるものとみられています。