アメリカ連邦議会下院は12日、北韓への制裁を強化する法案を賛成多数で可決しました。
この法案は10日に上院が全会一致で可決したもので、12日は下院が賛成408、反対2で可決しました。
法案は、北韓の外貨獲得を阻止して大量破壊兵器の拡散を防ぐとともに、人権やサイバーセキュリティの侵害、さらに北韓への武器関連物資やぜいたく品の提供などにかかわった個人や企業を制裁対象にすることとしています。
ホワイトハウスのシュルツ副報道官は12日、「われわれは法案に反対しない」と述べ、オバマ大統領が法案に署名する見通しを示しました。