日本の法務省は、日本に住む韓国籍や朝鮮籍の「在日コリアン」に対する差別的な内容を含む動画をネット上で公開することが人権侵害に当たるとして、該当動画の公開を中止するよう求めたことがわかりました。
関係者によりますと、法務省は、日本で在日コリアンに対する差別発言を繰り返している団体が、2009年11月、東京都・小平市にある朝鮮大学校の前でヘイトスピーチの集会を行った際の映像が、複数のインターネット掲示板に掲載されていることに対し、該当動画を削除するよう求めたということです。
法務省がインターネット掲示板に掲載されているヘイトスピーチ関連の動画に対し、公開を中止するよう求めたのは今回が初めてです。