自らの努力だけで個人の社会的地位を上げることは不可能だと思う人の割合が61.3%に上っていることがわかりました。
統計庁が、去年、全国の13歳以上の国民4万人を対象に、社会階層の移動について調査した結果わかったものです。
「自らの努力だけで個人の社会的地位を上げることは不可能だ」と思う人の割合は、2009年は45.6%でしたが、2011年は41.4%、2013年は54.2%になるなど、毎年増加しています。
一方、「自らの努力だけで個人の社会的地位を上げることは可能だ」と思う人の割合は22.8%で、このように考える人は、2009年は37.6%でしたが、2011年は32.3%、2013年は31.2%になるなど、毎年減少しています。