韓国の大学生10人のうち7人は、大学の授業料が高いと感じていることが分かりました。
韓国大学生連合は17日、去年の2学期に全国の大学生1072人を対象に行ったアンケート調査の結果を公式ホームページに公開しました。
このアンケート結果によりますと、大学の授業料について、「高い」と答えた学生は76%で、「普通だ」と答えた学生は22%、「安い」と答えた学生はわずか1.7%だったということです。
また、国家奨学金制度施行後、授業料への負担はどう変化したかという項目について「変化がない」と答えた学生が56.6%で過半数を占めたほか、大学生を中心に行われている「授業料半額化」への動きについても、10人中7人が、実現に懐疑的な反応を見せたということです。
韓国政府は、大学生の授業料負担を減らすため、2012年から国家奨学金に予算を投入しており、今年は3兆9120億ウォンの予算を投入しています。