去年の韓国の15〜29歳の若者の失業率は9.2％で、これまでで最も高くなったことがわかりました。
統計庁がこのほど発表した雇用動向によりますと、去年の若者の失業率は9.2％で、2014年に比べて0.2ポイント上昇し、これまでで最も高くなりました。
若者の失業率は、2002年に7.0％となり、それ以降2013年までは7～8％台で推移してきましたが、2014年に9.0％となり、初めて9％台となっていました。
一方、今年から大学生も失業給付を受け取りやすくなる見通しです。
これまでの「失業給付業務指針」では、大学生は、学期当たり12単位以上取得した場合、失業給付を受給できなくなっていましたが、雇用労働部は、この規程を見直すとしています。
失業給付は、週15時間、月60時間以上働いている人や、月60時間未満であっても生計を立てていくことを目的に3か月以上働いた場合に、給付の対象となります。