ウォン安が続く中、企画財政部の柳一鎬(ユ・イルホ)長官は22日、変動が過度に大きい場合は介入する用意があるとの考えを示しました。
先週末の19日には企画財政部の関係者が、最近のウォン相場の動きは過度に大きいとして、場合によって必要な措置をとるとして、市場に介入する姿勢を示し、変動幅がやや縮小したにもかかわらず、この日も1ドル=1234ウォン40銭までウォン安が進み、週明けの22日のソウル外為市場では、さらにウォン安が進み、先週末より1ウォン60銭ウォン安の1ドル=1236ウォンで取引が始まりました。
これは2010年6月11日の1ドル=1246ウォン10銭以来のウォン安です。
安全資産としてドルが買われる一方で、政策金利引き下げに対する懸念や北韓リスクなどが重なってウォン売りが進み、ウォン安の傾向が続いています。
柳一鎬長官はこの日、「為替レートは原則的に市場に委ねるべきだが、変動が過度に大きい場合は介入する用意がある」と述べました。
ドルに対するウォン相場は1月4日に1ドル=1187ウォン70銭でしたが、今月半ばには1ドル=1230ウォン台半ばまで、急速にウォン安が進んでいます。
22日は、1ドル=1234ウォン40銭で取り引きを終えました。