ウォン安ドル高が続いているなか、去年、韓国人が海外で使ったクレジットカードの決済額の増加幅が大きく減ったことがわかりました。
韓国銀行が23日、発表したところによりますと、去年、韓国人が海外で使ったクレジットカードの決済額は、おととしに比べて8.7%増えて、132億6400万ドルだったということです。
1桁の増加幅となったのは、2012年以来です。
一方、韓国人の海外旅行者数は去年、1931万人と、おととしより20.1%も増えました。
海外旅行者数の大幅な増加にもかかわらず、海外でのクレジットカードの決済額の増加が鈍ったのは、ウォン安ドル高が続いているなか、負担を感じた消費者が、海外でのクレジットカードの使用を手控えたためとみられます。