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国際

中国 「サード、韓中関係破壊しかねない」

Write: 2016-02-24 10:48:17Update: 2016-02-24 15:29:33

中国   「サード、韓中関係破壊しかねない」

邱國洪駐韓中国大使が23日、アメリカ軍の高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓半島配備が、韓国と中国の関係を瞬時に破壊しかねないと警告し、中国のサード反対の立場が改めて浮き彫りとなりました。
邱國洪駐韓中国大使は、23日の午後、国会で最大野党・ともに民主党の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員会代表を表敬訪問し、およそ45分間面談を行いました。
この席で邱國洪大使は「サードの配備は中国の安全保障に大きな影響をもたらす」とした上で、「両国関係が今日に至るまでの取り組みが、一つの問題で台無しになりかねない」と警告しました。
邱國洪大使はまた、「サードの配備は、地域の緊張と不安を高める悪循環をもたらす。このような局面でも果たして韓国の安全が保障されるか改めて熟慮してみる必要がある」と述べました。
さらに邱國洪大使は国連の安全保障理事会での北韓制裁案については 「中国は最初から強力な北韓制裁案を支持してきた」と強調し、「サードの問題がなかったら、既に国連で新しい決議案が採択されていたはずだ」と述べました。
韓国とアメリカ政府は、北韓の長距離弾道ミサイル発射を受け、サードの韓半島配備に向けた協議に乗り出しており、これについて中国は韓国の陸上に配備されるレーダーの探知範囲が中国に及び、中国の安全保障に大きな脅威になるとして激しく反発しています。

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