韓国の家計負債が、去年の末に1200兆ウォンを超えたことがわかりました。
韓国銀行がまとめたところによりますと、去年10月から12月までの第4四半期の家計負債の残高はおよそ1207兆ウォンとなり、前の四半期の残高より41兆1000億ウォン増えました。
増加幅としては、統計を取り始めた2002年第4四半期以降、最も大きくなっています。
増加幅が大きくなったのは、個人が銀行から借りた家計負債が563兆7千億ウォンで、住宅ローンの18兆ウォンを含めて前の四半期に比べて22兆2億ウォン増えています。
これについて、韓国銀行は、去年第4四半期に低金利による政府の不動産規制が緩和したことや、マンションの分譲市場が好調になったことで、住宅ローンを中心に銀行からの貸出し額の増加幅が拡大したと話しています。