去年の韓国の外貨準備高に対する短期外債の比率が、2004年以降では最も低くなっていることがわかりました。
韓国銀行が25日にまとめたところによりますと、昨年末の外貨準備高に対する短期外債の比率は29.6%で、前の年に比べて2.5ポイント減っています。
これは、2004年の27.3%以降では、最も低いものです。
短期外債は、韓国が外国に支払うべき借入金のうち、満期が1年未満のもので、短期外債の比率が下がったことは、韓国経済の対外健全性が良くなったことを意味します。
韓国の対外債務は、中長期のものまで含めると3966億ドルで、年の前に比べて7.5%減っています。
一方、韓国の対外債権は7197億ドルで、対外債権から対外債務を差し引いた純債権は3232億ドルとなり、これまでで最も多くなっています。