児童虐待が深刻な社会問題となっている中、政府は、出生後の健康診断や予防接種など医療記録がない4~6歳の児童810人を、来月から訪問調査する方針を明らかにしました。
保健福祉部によりますと、 訪問調査を行うのは来月14日からで、保健所職員らが対象世帯を訪問し、子どもの健康診断・予防接種を実施するよう促します。そして、必要に応じて面談も行い、虐待が疑われる場合には警察や地域の児童保護専門機関に通報する方針です。
保健福祉部は政府機関のビッグデータを活用した児童虐待被害調査システムを構築するほか、児童虐待調査に関連した個人情報の利用に関する明確な法的根拠を下半期まで設けることにしています。