韓国海軍の済州(チェジュ)基地、済州民軍複合港の竣工式が26日行なわれました。
竣工式には、黄教安(ファン・ギョアン)国務総理、韓民求(ハン・ミング)国防部長官、元喜龍(ウォン・ヒリョン)済州島知事のほか、住民1200人あまりが参加しました。
また、海軍のイージス駆逐艦「西厓(ソエ)柳成龍(リュソンリョン)艦」や駆逐艦の「王建(ワンゴン)艦」のほか、P3海上哨戒機、海上作戦機などが参加しました。
済州島の済州民軍複合港は、地元住民や環境団体の反対がありましたが、2010年に着工、1兆ウォンを超える予算が投じられています。
最新鋭イージス艦など20隻あまりの海軍艦艇が接岸できるほか、民間の15万トン級のクルーズ船2隻が同時に接岸できます。
海軍は、昨年末から釜山(プサン)第7機動戦団と鎮海(チンヘ)潜水艦戦隊を済州基地に配備して作戦任務を遂行しています。
また、民間用に使用する港は、クルーズターミナルや接岸施設などが完成する2017年7月から運営を開始する予定で、年間100万人の観光客を呼び込むことができると期待されています。