医療サービスを利用するために韓国を訪れる外国人患者に、通訳、ビザ関連相談などのサービスを提供する総合支援窓口が、29日、ソウル市の明洞(ミョンドン)で業務を始めました。
韓国保健産業振興院が、外国人患者の診療に当たっている国内の医療機関238か所を対象に、外国人患者のために必要なサービスについて調査したところによりますと、「通訳サービス」が全体の32.4%でもっとも多く、続いて「ビザ関連の相談サービス」、「医療訴訟関連の相談サービス」などが挙げられたということです。
保健福祉部はこれを受けて、外国人観光客が多く訪れるソウル市の明洞に「メディカル・コリア支援センター」をオープンし、29日、業務を始めました。
28日の開所式で、鄭鎭燮(チョン・ジンヨプ)保健福祉部長官は、「外国人患者が言葉や文化の違いで困難を抱えることがないよう、メディカル・コリア支援センターを通して支援していきたい」と述べました。