北韓軍への入隊を志願した人が150万人に上っていると、北韓の朝鮮中央通信が28日、報じました。
朝鮮中央通信によりますと、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、北韓の学生や労働者などの若者に27日、感謝のメッセージを送り、その中で、「北韓人民軍の最高司令部が23日、重大声明を発表して以来、わずか2日間で入隊志願者150万人が集まった」と述べたということです。
金正恩第1書記はまた、「韓国やアメリカが挑発を続けるならば、われわれは勝利のために最後まで戦わなければならない」と強調したということです。
北韓は23日、北韓人民軍最高司令部の「重大声明」を発表し、来月7日から行われる予定の韓国とアメリカの合同軍事演習について言及し、報復として韓国の大統領府への攻撃も辞さないと強く非難しています。