アメリカ国務省のラッセル次官補は、北韓の各種の収益事業を阻止していく考えを示しました。
ラッセル次官補は27日、KBSのインタビューに応じ、国連安全保障理事会の北韓に対する制裁決議案について、北韓の船舶の運航を取締まることで大量殺傷兵器の拡散を防止し、北韓の各種の収益事業に打撃を与えるものになるだろうと述べました。
こうした発言について、韓国政府関係者は、北韓の収益事業には金の輸出も含まれるとしました。
この関係者によりますと、北韓は年間数千万ドルの金を中国に輸出し、体制を維持するための秘密資金として使っているということです。
北韓が金を輸出しているのは、それだけ外貨が不足していることを意味するとの指摘も出ています。