韓国の去年の一人当たりのGDP=国内総生産が日本のGDPの80%を超えたとの分析が出ました。
民間シンクタンクの現代経済研究院が試算したところによりますと、去年の韓国の1人当たりのGDPは2万7200ドルで、日本のGDP3万2400ドルのおよそ84%に達したということです。
韓日両国の差が10%台まで縮小したのは、1981年にIMF=国際通貨基金が各国の1人当たりのGDP統計を集計して以来初めてです。
韓国の1人当たりのGDPは前の年と比べて2.6%減少しましたが、日本の1人当たりのGDPが1年で10.5%も減少したため、差が大きく縮まることとなりました。
現代経済研究院は両国の差が縮まった理由として、韓国の名目成長率が日本より高く、円安が加速化しているためと説明しています。