韓国では老後対策への関心の高まりから、世帯あたりの保険料の支出が年々増えていることがわかりました。
統計庁が1日、発表したところによりますと、去年、全国の2人以上の世帯の保険料の支出は、月平均およそ8万4000ウォンで、おととしに比べて4.9%増えたということです。
同じ期間の家計の消費支出が0.5%増だったのをみると、保険料の支出の増加幅は、はるかに大きくなっています。
保険料の支出の増加幅は、2009年から7年連続で家計の消費支出の増加幅を上回っています。これは、低金利が続いているうえ、急速な高齢化で老後対策の手立てとして年金保険などに注目が集まっているためとみられます。