統計庁によりますと、先月2月の消費者物価は、去年2月に比べて1.3%上昇しました。
消費者物価の上昇率は、去年10月までは0%台を維持してきましたが、去年11月と12月に1%台に上がった後、ことし1月には0%台に戻っていました。
統計庁は先月、物価が上がった原因として、生鮮食品が1年前に比べて9.7%も上昇し、37か月ぶりの大幅上昇となったこと、サービス料金が上昇し、石油類の価格の下落幅が縮小したためと説明しています。
また寒波や雪で農水産物や畜産物の供給が減った一方で、旧正月のソルナル連休のため需要が増えたため、価格が上がったとみられています。
またサービス料金は1年前に比べて2.4%上昇しており、4年ぶりの大幅上昇となりました。
一方、原油価格の下落幅は縮小しましたが、 ガソリンなど石油製品の価格は1年前に比べて8%安くなりました。