イラクの総理特使として先月29日から韓国を訪れているイラク・アンバール県のアラウィ県知事と、韓国外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官が、3日、会談し、韓国企業のイラク進出方策などについて意見を交わしました。
アラウィ知事は、林聖男第1次官に、韓国企業のアンバール県進出を推進するよう求めました。
これに対し、林第1次官は、イラクで働いている韓国人社員の安全を確保するよう求めたほか、イラク外相宛の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官名義の招待状を渡しました。
アンバール県の県都、ラマーディーは、去年の末、過激派武装組織「イスラム国(IS)」から奪還しており、今回のアラウィ県知事の訪韓により、再建事業に、韓国企業が進出できる基盤が整えられたとしています。
アラウィ知事は今月4日まで韓国に滞在する予定です。