中国からパンダ雄雌各1頭が3日、仁川(インチョン)国際空港に到着しました。
このパンダは、去年の韓中首脳会談で、中国の習近平国家主席が韓国に贈ると約束していたものです。
2頭のパンダは、2歳の雌と3歳の雄で中国の成都双流国際空港から大韓港空の特別機で輸送され、3日午後、仁川国際空港に到着しました。
これで韓国は、アメリカ、日本、イギリスなどに次ぐ、世界14番目のパンダ保有国となりました。
2頭のパンダを飼育することとなった韓国のテーマパーク、エバーランドは1994年、韓中国交正常化2周年を記念し、中国から借り受けたパンダ1組を飼育した経験が認められ、今回もパンダの飼育動物園に選ばれました。エバーランドはこれから15年間、このパンダを飼育する予定です。
エバーランドはおよそ1か月後の開園40周年記念にあわせて、パンダを一般公開するとしています。